大宇(デーウ)自動車、ついに倒産へ。原因は…

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大宇(デーウ)自動車、ついに倒産へ。原因は…
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事実上、経営が破綻し、現在は工場施設等の引き受けを巡って、GMなどの企業連合と売却交渉中の韓国の大宇(デーウ)自動車が本格的な倒産の危機を迎えていることが明らかになった。

大宇は6日に445億ウォン(約42億円)の手形が決済不能になり、一回目の不渡りを出してしまった。7日にも430億ウォン(約40億円)の決済が予定されているが、これも不能となるのは確実の情勢で、もしそうなってしまうと法定管理、日本で言うところの会社更生法が適用されることとなり、大宇の倒産は決定的なものとなる。

大宇の再建については、筆頭の債権者である韓国開発銀行が中心となって、同社の売却先を探していた。8月に金額面で折り合いのつかなかったフォードが交渉の場を去り、現在はGMとフィアットの企業連合がこれに参加している。

債権者側としては、引き取り先の意向などもあることから、大宇側に対しては全社員のおよそ20%に相当する3500人規模での人員削減を求めている。しかし、組合側がこれを拒否している関係で、今回の手形決済前の臨時融資が行われなかった。

このまま最悪の形で進むと、明日にも大宇倒産のニュースが伝えられることになるのは必至だ。

《石田真一》

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