三菱の中間決算、史上最大の大赤字が発生

自動車 ビジネス 企業動向
三菱の中間決算、史上最大の大赤字が発生
三菱の中間決算、史上最大の大赤字が発生 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は13日、2000年9月時点での中間決算を発表した。クレーム隠蔽による販売不振と、リコール費用の出費。ユーロ安による為替欠損などが影響し、最終赤字は過去最悪の756億円に達した。このままのペースだと2001年3月期の連結最終決算も史上最悪を更新する見込みで、早急な対策が望まれる。

今回の中間決算で赤字幅を引き上げる要因となったのは、やはりクレーム隠蔽工作とリコール問題による国内販売の不振だった。この部分の営業赤字が193億円に達したほか、ユーロ安による影響が大きく出た欧州地区の事業不振で133億円の赤字となっている。唯一黒字となったのは、自動車業界全体が好調なアメリカ市場で209億円を計上している。

なお、9月中間期の連結売上高は1兆5425億円となり、こちらも前年同期を1.5%下回っている。会社の再建には園部社長の腕に掛かっているといえるが、どうなるだろうか。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る