ニッポンレンタカーサービスは、15日からワゴン車を中心に、レンタカーの基本料金を値下げすると発表した。個人利用者の多い『ハイエース・ワゴン』や『ステップ・ワゴン』のクラスでは、12時間利用の基本料金を最大で16.7%、平均13.5%値下げする。
同社の料金改定では、『デリカスター・ワゴン』、『ステップ・ワゴン』のW-Dクラスがこれまでの2万円が1万7500円に、12.5%値下げするほか、『ハイエース・ワゴン』特別仕様車のW-Bクラスも2万1500円を1万7500円に引き下げる。ワゴン車だけでなく、『コロナ』、『インテグラ』、『マークII』などの小・中型車も4.3〜6.7%値下げする。
ミニバンクラスも新設して、『ストリーム』なら12時間利用で1万円に設定する。同社の会員「スーパーレッドメンバー」なら、値下げした基本料からさらに乗用車・ワゴン車で5%、商業者で10%割引く。
レンタカーは、トヨタ自動車が値下げに踏み切っており、ニッポンレンタカーこれに追随することから、他のレンタカー会社も値下げせざるえなくなる見込み。98年に始まったレンタカー値下げ競争は第2幕を迎える。