【オーディオEXPO】SDカード vs メモリースティック戦争勃発?

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【オーディオEXPO】SDカード vs メモリースティック戦争勃発?
【オーディオEXPO】SDカード vs メモリースティック戦争勃発? 全 7 枚 拡大写真

今回の『オーディオEXPO2000』で、パナソニックは先に発表したSD対応の車載用機器の実機を初めて公開している。パナソニックブースはカーオーディオの展示スペースとは異なる位置にふるため、注目度は残念ながら低いとしか言えないが、新しいモノ好きならこれは必見だ。

SDは「セキュア・デジタル(Secure Digital)」の略称で、高度な著作権保護技術を備えた記憶媒体だ。スマートメディア陣営の東芝、コンパクトフラッシュ(CF)陣営のサンディスク、そして松下電器が共同で提唱することで次世代標準を狙う。

松下はこのSDを使用したカーオディオを12月から発売する予定で、今回の展示会ではヘッドホンを使った試聴もできる。SDプレーヤー部にはCDに迫る高音質再生が可能と言われる「AAC圧縮方式」が採用されているが、記者が試聴した感じではMD並みの音質といったところ。

この技術は将来的にはカーナビにも採用される予定であり、注目される。SD対応の携帯電話などを使い、情報をダウンロードし、データを蓄積したカードをカーナビのスロットに入れ、情報を転送して利用する。パナソニックブースにはこのSD対応カーナビも、まだ模型の段階ではあるが展示もされている。

携帯電話を使って情報をダウンロードし、取得したデータをカーナビで利用するというのは、アルパインがすでに商品化しているカーナビ『DVD 099』も同じだ。ただしこちらは記憶媒体にソニーが提唱するメモリースティックが使用されている。メモリースティック対応の携帯電話は各キャリアから年末には発売される予定だが、来年の中ごろにはSDカードvsメモリースティック戦争が勃発しそうな勢いである。

《石田真一》

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