【『クルーガーV』が行く】インパネデザインは走り屋の女性デザイナー!!
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「今回は空間を強調するように横広がりのインテリア、左右対称にセンターの塊から横に流れるようにベクトルを持ちまして、横広がりの空間を持っています」全体としては広がりを持たせようというデザインのようだが、ハリアーと大きく異なるのはセンターコンソールがあることだ。
「スポーティなクルマっていうのは下半身の密度が詰まっているものです。足周りの適度な拘束感を出すためセンターコンソールをつけています」という。またその下がデッドスペースになるため、アンダートレイを設置している。「クルマ業界であんなところに穴を開けたのは初めてだと思います。バッグなど飛び出してもいいようなものをあそこに入れてもらえればイイと思います」
この他3眼メーターの採用や、スポーティグレードでの黒を基調としたカラーの採用など、クルーガーVのインテリアはSUVと乗用車の融合という意味では「背の高いスペースにいかに乗用車的なスポーティさを盛り込むか」ということに重点が置かれたようだ。
クルーガーVのインテリアに求められたスポーツ性を語る石川さんの口調がすごく自然だったのが印象的だったが、それもそのはず。「私、元走り屋なんです」とのこと。昔は峠でブイブイいわせてたようだ。クルーガーVにはそんなクルマを動かす楽しみへの熱い想いが込められているようだ。
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