尼崎とどこが違うの? チグハグな国の対応

エコカー 燃費

国に有害物質の排出差し止め命令と損害賠償を認めた名古屋南部公害訴訟で、国は名古屋地裁の判決を不服として控訴した。これに対して原告の住民団は強く反発している。

名古屋南部訴訟では、尼崎公害訴訟と同様に、工場のばい煙やディーゼル車から排出される有害物質と健康被害との因果関係を認め、国と企業に損害賠償と有害物質を差し止める判決が出た。尼崎は11月になって、国は沿道環境対策の遅れを認め、和解することで原告と合意した。これに対して名古屋南部訴訟では「健康被害との因果関係について科学的に問題がある」として控訴した。

内容は尼崎とほとんど同じなのに国のチグハグな対応に「裁判を引き延ばして原告が亡くなるのを待つのか」との批判が出ている

《レスポンス編集部》

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