ファイアストンが社内調査報告書を発表、一部責任を認めるも…

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ファイアストンが社内調査報告書を発表、一部責任を認めるも…
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タイヤのドレッド面が剥離し、それが原因とされる事故が頻発したことで、実に650万本規模という途方もない本数のタイヤのリコールを実施していたファイアストンは19日、欠陥が生じた原因についての社内調査報告書を発表した。

報告書によると、製品に欠陥が生じた原因として考えられるのは、イリノイ州ディケーター工場の製造工程に「一部問題があったから」だと、自社の責任を一部では容認した。しかし、その一方で「フォードが『エクスプローラー』用に推奨してきた低い空気圧にも問題があるのは間違いない」と、フォード側にも責任の一端があることを示唆しており、この部分に関しては公聴会などでの主張と何ら変わらないという姿勢を改めて強調している。

今回、唯一ミスを認めたといってもいいディケーター工場の問題箇所に関しては、タイヤ内部のゴムにスチールベルトを接着する「スキム・ストック」という工程であることを明らかにしている。ファイアストンでは発表を前に、この工程での製造品質が他の工場と同じレベルになるよう、対策を講じたという。

《石田真一》

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