【PCCB】ポルシェ『911 GT2』は大気圏再突入に耐える

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【PCCB】ポルシェ『911 GT2』は大気圏再突入に耐える
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この技術はもともと、NASAのスペースシャトルに使用される熱遮断タイルのために開発されたものであり、ディスクを摂氏1420度の窯で焼かなくてはならないなど、かなり手のかかる生産プロセスを必要とする。

現在の生産スピ−ドは1日32ディスクに過ぎない。しかし、2001年末にはシュトゥットガルト近くにSGLカーボン社が建設予定の専門工場がオペレーションを開始する予定であり、そのころには1日120ディスクの生産を目指している。ポルシェはまた9つもの特許を申請中であり、将来このPCCBシステムを他メーカーに紹介する計画もある。

目下のところ『911ターボ』のオプションとしてのみ適用されているこのセラミックディスク、来年5月に発表されるパワフルな462PS『911GT2』 に標準装備として採用する予定である。そして近々発表予定のハイパフォーマンスカー、『カイエンSUV』にも。

この先5年以内にはこのニューディスクの生産を軌道に乗せ、すべての911モデルの標準装備、及びボックスターのオプションにも適用したいとマーティン氏は考えている。誰もがその日を待ち望んでいることは言うまでもない。

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