頑張っても頑張っても……トヨタに株式市場は反応薄

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頑張っても頑張っても……トヨタに株式市場は反応薄
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トヨタ自動車は4日続落とさえない。前日比100円安の3650円と年初来安値を更新した。北米におけるエンジン供給体制の強化、GMほか欧米メーカーが設立した電子商取引市場への参加など新規材料には事欠かないが、市場はまったく無反応だった。

本田技研工業は、世界合計で過去最高を狙う販売計画が好感され、続伸して始まったが、その後は伸び悩み。結局、前日比10円安の3990円で引けた。株式市場全体が不振を極めているだけに、個別材料になかなか反応しない状況だ。

その中で、日産自動車が、前日比13円高の622円と7日ぶりに反発。出来高も市場第9位となった。今月初めから100円強下げたとあって、値ごろ感からの買いが入っているようだ。三菱自動車、ダイハツはしっかり。一方、いすゞ、スズキ、マツダは小幅安となった。

《山口邦夫》

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