VICSのエリア拡大中---7人にひとりの割合

自動車 テクノロジー ITS

VICSサービスのエリアがこのほど北海道で拡大した。VICS情報には高速道における電波ビーコン、一般道の光ビーコン、より広域な情報を流すFM多重情報の3種類があるが、この情報を提供するエリアは全国24エリアとなっている。

VICSセンターによれば、全国のカバー率は自動車保有台数比で約71%、運転免許保有者比では約74%までに拡大したという。

なお、VICS車載機の出荷は、2000年も順調に台数を伸ばしており、1996年4月のサービス開始以来、累計台数は228万台となった模様だ。最近の2000年4月〜6月に出荷されたカーナビの56%がVICS対応となっており、出荷済みカーナビ(今年8月までで606万台)の約3分の1がVICS対応となっている計算だ。

こうしたVICSの急速な普及の理由として関係者は、「リアルタイムな交通情報へのニーズの高まり、サービス提供エリアの拡大、VICS受信機内蔵カーナビの急増、好調なカーナビの出荷状況、それによる機器の価格低減」などをあげている。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る