“イギリス離れ”進む自動車産業、こんどは……!

自動車 ビジネス 企業動向
“イギリス離れ”進む自動車産業、こんどは……!
“イギリス離れ”進む自動車産業、こんどは……! 全 2 枚 拡大写真
ジェネラルモーターズ(GM)がヨーローッパ諸国での合理化計画を発表、それによると傘下のボクスホールは、その故郷であるリュートンでの生産に終止符を打つことになる。現在のボクスホールは、同じGMグループのオペルのイギリス・ブランドのような位置付けになっている。

これまでリュートンの工場において、ボクスホールのラベルを付けた『ベクトラ』が製造されてきたが、2002年にマーケット参上予定の次期ベクトラは、ボクスホール仕様もヨーローッパの他の国で作られることになる。

とはいっても、イギリス産のボクスホールがこの世から消えてしまうわけではない。『アストラ』は今まで同様エルスメア(リバプール近郊)工場で製造される---というのが少なくとも今のところの見解である。

ここ数カ月に渡り、イギリスポンドが他のヨーロッパ諸国の通貨に比べ高値であるため、イギリスの自動車産業は痛手を受けている。BMWはローバーを手放し(独立したローバーの将来もかなり不安定だ)、フォードはイギリスはダゲナムでの完成車組み立てを中止、また日産はこの先サンダーランド工場で『マーチ』を生産するかどうかを決め兼ねている。そしてプジョーもライトンの工場維持に関して言葉を濁している。 

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
  4. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る