【CES速報】ソニーまでもが“MP3”対応カーオーディオを発表

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【CES速報】ソニーまでもが“MP3”対応カーオーディオを発表
【CES速報】ソニーまでもが“MP3”対応カーオーディオを発表 全 2 枚 拡大写真
ソフトメーカーの反対の声があがって、一時は存在自体が危ぶまれた“MP3”だったが、そうした心配をよそに実は着実にユーザー層を捉えてきているようだ。米国のユーザーの間ではこのMP3への関心は想像以上に高く、今年のCESを見ると、MP3対応機をカーオーディオで出していないのは珍しいとも言えるほど。

何しろ、メモリースティックを提唱するソニーでさえ、市場からの声にはかなわず、ついにこのCESで対応機を発表。SDメモリーカードの松下も現段階では製品化していないものの、年内には米国市場で製品化をする予定でいるという。

とにかく、昨年暮れのコンピュータ関連での最大のヒット商品は一人で100枚単位のセット品が次々と売れたCD-Rだったという声も聞こえるほどだ。きっと多くの人がクリスマス休暇中にせっせとCD-RにMP3でコピーしたんだろうね。

日本人からすると、現段階では録音にはコンピュータを介することが多いMP3は、使い勝手の上からも決して良くないようにも思えるのだが、コンピュータの浸透度が日本よりもはるかに高い米国の家庭ではこれは大した問題とはならないんだそうだ。

日本では人気が高まっているMDも米国ではまったくダメだし、スーパーオーディオCDやDVDオーディオも一般ユーザーはほとんど関心なし。また、メモリーカードを使ったMP3にもコストがかかるということでどうも関心は高まらない様子。CD-RにMP3で録音するためにも、カーオーディオのMP3対応はもはや欠かせない状況となったことは間違いない。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る