今度は新幹線に! 高齢者の誤進入事故、再び……

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14日、山形県南陽市で、山形新幹線線路上に侵入した軽貨物車に、東京行きの「つばさ102号」が追突。軽貨物車を運転していた80歳の男性が即死するという事故が発生した。

軽貨物車を運転していた男性は積雪のために埋もれていた線路を道路と勘違いし、線路内に侵入。25km/h程度の速度で走っていたところを、後ろから120km/hで走ってきた新幹線車両が突っ込んだ。新幹線の運転手は急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。列車の乗客170人にケガ人はいなかった。

山形新幹線は在来線の線路幅を新幹線と同じにして、新幹線から直通運転ができるようになっており、ミニ新幹線と呼ばれている。基本的には在来線を利用したものなので、通常の新幹線とは違い、沿線には踏み切りもある。男性が誤って線路内に侵入したとみられる踏み切りには警報機などがなく、そのために道路と勘違いしてしまったようだ。

高速道路、そして今回の新幹線と、高齢者の誤侵入事故は年が変わってからも減りそうにはない。

《石田真一》

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