縦割り行政の象徴!? 幹部の全員集合は年1回

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国土交通省は、省議の開催方式を決めた。省議とは会社でいうところの取締役会のようなもので、省の幹部が集まって意思統一を図る。

通常、幹部といえば局長クラス以上だが、運輸省、建設省、国土庁、北海道開発庁の四省庁が統合した巨大官庁国土交通省の場合、省議メンバーが40人にものぼり、会議の収集がつかなくなるとの懸念の声が出されていた。しかも旧運輸省には省議があったが、旧建設省には「局あって省無し」と裏で言われるほどで、省議の慣習さえ無かった。

そこで決まったのが「最高幹部会議」と「特定テーマに関する幹部会議」で重要な案件は決定するというものだ。最高幹部会議は大臣、副大臣、大臣政務官に、役人側が事務次官、技監、国土交通審議官、官房長、技術総括審議官、総合政策局長が加わり、テーマによって担当する局長などが加わり、隔週1回のペースで開く。

特定テーマに関する幹部会議は、問題があった際に随時開催する。メンバーは官房長以上と担当の局長ら。最高幹部会議も特定テーマに限定する。省議は予算要求、税制改正要望の決定の際、開催するだけとなる。つまり4省庁が統合しても40人の幹部全員が集まるのは年に1回だけとなる。これこそ縦割りのショウチョウ(省庁)!?

《レスポンス編集部》

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