【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】ライバルからブランド差異化したい

自動車 ニューモデル 新型車
【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】ライバルからブランド差異化したい
【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】ライバルからブランド差異化したい 全 5 枚 拡大写真

ランドローバー・ジャパンでは、『フリーランダー』を「プレミアム・コンパクト4X4」と性格づけている。つまり、同じフォード系列の『エスケープ』『トリビュート』や、トヨタ『RAV4』、ホンダ『CR-V』などに対し、ランドローバー・ブランドならではの歴史や伝統、それに高級感で差別化しようというわけだ。

とはいうものの、日本での価格は295万〜335万円と、排気量や装備を考えれば比較的リーズナブル。これは、『フリーランダー』がランドローバー車のボトム・レインジを担い、若手ユーザーの新規獲得を狙っているための設定だ。現に『フリーランダー』は97年の発売以来、ヨーロッパでは同クラスのベストセラーとなり、その後3年間で、ランドローバー社の売却騒ぎなどのネガティブ要素があったにも関わらず、ランドローバー社の売り上げを28%増大させることに貢献したという。

日本でのターゲット・ユーザーも、20代後半〜40代と、若い層を想定している。こうした年齢層にクルマを買いやすくするために、同社では5年後の残価設定ローン「フリーダム・ローン」も設定している。

なお、ランドローバー・ジャパンのクリストファー・K. エリス社長によれば、2000年度の同社のランドローバー車の販売台数は1200台に過ぎず、赤字となったが、2001年度は『フリーランダー』の導入で年間最低4500台を販売目標とし、年内に黒字転換を目指す。さらに2005年には、「少なく見積もっても年間1万台は販売したい」と、その意気を明らかにした。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る