【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】いたれりつくせりのメカニズム

自動車 ニューモデル 新型車
【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】いたれりつくせりのメカニズム
【ランドローバー『フリーランダー』が来た!】いたれりつくせりのメカニズム 全 5 枚 拡大写真

『フリーランダー』のワールドデビューは1997年。それが、なぜ日本導入が2001年からと遅れたかというと、主にパワーユニットに問題があったからだ。

従来のフリーランダーに用意されていたパワーユニットは、1.8リットル直4DOHCガソリンと2.0リットルのターボディーゼルのみ。トランスミッションも5MTしか用意されていなかったのだ。そこで、より多くのパワーとATが要求される、北米や日本、中東などの市場への参入のために、今回採用された2.5リットルV6ODOHCエンジンと5ATが開発されたのである。

KV6型と呼ばれる2.5リットルV6は、もともとローバー『75』用に開発されたものだ。177psの最高出力と24.5kgmの最大トルクも75と数値は同じだが、最高出力の発生回転数は若干下げられている。

JATCO製の5段ATも、新開発というものの基本的には75用をベースとしていると思われる。ギア比なども最終減速比を除きほぼ同一だ。ただ、フリーランダーでは新たに、マニュアルモードで操作できる「ステップトロニック」システムが採用されている。これはコンパクト4X4クラスでは初の装備。

また、4X4という走行条件に合わせて、オフロードやアップダウンのある地形での走行や、牽引をする場合などに備えて、シフトプログラムも独自のものに変更されている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る