次期『マイクラ』はフランス製か、イギリス製か。土壇場の駆け引き続く

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次期『マイクラ』はフランス製か、イギリス製か。土壇場の駆け引き続く
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「日産自動車は今週中にもイギリス・サンダーランド工場で、ヨーロッパ市場向けの小型車の生産開始を発表する」と、イギリスの日曜紙、サンデー・タイムズとサンデー・ビジネスが報道している。

日産、特にカルロス・ゴーン社長としては『マイクラ』(日本名『マーチ』)の次期モデルを、ルノーの生産拠点が活かせるフランス国内で生産する考えを示し、これと合わせてポンド高に悩まされるイギリスの生産拠点の撤退意思を表明していた。

だが、雇用を確保し、経済の安定化を図りたいイギリス政府は日産の引き止めに着手。マイクラのイギリス生産を継続させるため、イギリス政府が日産に対して4000万ポンド(約70億円)の補助金を出すことを表明し、欧州連合(EU)もこれを承認した。

日産は現時点でもフランスでの生産を主張しているが、英国のブレア首相やバイアーズ貿易産業相が中心となり、積極的な政治介入を行い、この結果、サンダーランド工場での生産計画をほぼ決定させるまでにこぎつけたという。

《石田真一》

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