【スズキの秘密兵器『エリオ』】GMやオペルへのOEM供給可能性を追及する

自動車 ニューモデル 新型車
【スズキの秘密兵器『エリオ』】GMやオペルへのOEM供給可能性を追及する
【スズキの秘密兵器『エリオ』】GMやオペルへのOEM供給可能性を追及する 全 3 枚 拡大写真

『エリオ』のオペル・ブランドはじめGMへのOEM供給はあるのか? 最近スズキはGMとの資本提携を強化している。「主に日本、ヨーロッパ、アジア市場にスズキ・ブランドで投入する予定」と広報では言っているが……。

オペルの『アジラ』は好調な販売を続けており、このアジラと『ワゴンRプラス』(ワイドボディ。日本名『ワゴンRソリオ』)は完全なオペルとの共同開発だ。「しかし」と広報担当者は指摘する。「アジラのエンジンはオペル製が載っている」

「走行性能などもオペル側とスズキ側で徹底的に意見交換して設計、部品の選択などした。生産はワゴンRプラスはスズキの工場、アジラはオペルの工場と別になっている。ヨーロッパのメーカーはプライドが高いから……。ただし部品は共通なものを納めている。我われはアジラが売れて部品が売れればコスト減に結びつきハッピー」

つまりエリオはオペルとの共同開発ではないので、オペル・ブランド車はあり得ないということ。エリオは日本の湖西工場で生産され、海外工場での生産は現在のところ予定されていない。

「GMのブランドで売るという話ありきのクルマではない。アリーナ店への小型車供給を強化している、その一環だ」と広報担当者。たしかに開発のリードタイムから考えれば、エリオの企画・開発にGMはそう多くは関与していないだろう。しかし今後は?

《三浦和也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る