面倒だから報告しなかった? ヤナセにリコール隠し疑惑が浮上

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面倒だから報告しなかった? ヤナセにリコール隠し疑惑が浮上
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日本ゼネラルモーターズ(GM)は23日、シボレーのリコールと改善対策を国土交通大臣に届け出た。しかし、その内容を見ると、1994年〜1997年までのと1990年〜1996年までのもので、いずれも日本GMの前に輸入権を持っていたヤナセ時代のものであることが判明、「リコールを放置していたのでは」との疑惑が浮上している。

リコール、改善対策が届け出られたのは、1994年から1997年まで輸入された『カマロZ28/コンバーチブル』と、1990年〜1996年にかけて輸入された『S-10ブレイザー』と『ブレイザーLS/LT』。両方とも随分前に輸入されたもの。

この当時、シボレーの輸入権はヤナセが持っており、日本GMに輸入権が移管されてから、今回届け出られた。輸入業者は三菱自動車のリコール不正事件で、リコール業務の総点検が指示されており、日本GMが点検した際に発見された可能性もある。

国土交通省に届け出られた資料によると発見の動機は、海外の市場クレームとなっている。輸入権がヤナセから日本GMに移管され、メーカーとインポーターの情報のやり取りがスムーズになったので、こうした古い自動車の不具合の届け出がなされたという推量もできるが、真相は闇の中だ。

《レスポンス編集部》

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