全体相場が8日ぶりに反落した動きを受け、自動車株も総じて軟調。中でもスズキは、好材料をマーケットに無視される格好となった。
この日発表した今年の販売計画では、92万2000台（前年比8%）と、14年ぶりに過去最高を更新する見込み。さらに鈴木修会長は、日産自動車への軽自動車のOEM供給について前向きな姿勢を示している。にもかかわらず、肝心の株価は前日比32円安の1138円と大幅続落した。
日産自動車も、前日比11円安の678円と4日ぶりに反落。利益を確定する売りに押された。本田技研工業、トヨタ自動車は続落した。一方、富士重工業、マツダは小幅続伸。日野自動車工業、日産ディーゼル工業のトラック2社も堅調だった。
