【トヨタ『ランクス/アレックス』】ここからここまでは、同じ

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『ランクス/アレックス』】ここからここまでは、同じ
【トヨタ『ランクス/アレックス』】ここからここまでは、同じ 全 4 枚 拡大写真

『ランクス/アレックス』は、『カローラ』と同時に開発されたクルマである。ということは部品の共有部分も多いわけだ。エンジンやサスペンションが基本的に同じなのはともかくとして、一番「お金がかかる」のは、ボディ構造である。どこを、どう共有しているのだろうか?

「ボディ外板については、基本的にフロントからBピラーまではセダンと同じです。そこから後ろの部分が専用設計ですね。リアのオーバーハングを短くし(セダン比でマイナス190mm)、ハッチゲートを設けています。そのため、リアのドアは、パネル部分は同じですが、ウィンドウのレールは、ルーフやCピラーの形状に合わせて変えています。アンダーフロアについては、基本的に同じですが、やはり後半部、フューエルタンクより後ろの部分が専用設計になっています」

と、トヨタ自動車第2開発センター・第2ボデー設計部第23ボデー設計室の日高司さんは答える。『ランクス/アレックス』では特に、バックドア開口部周りでのボディの剛性化を図ったという。つまり、Cピラーに沿ってボディ断面を一回りし、リアのクロスメンバーとつながった補強部材と、ハッチの開口部のまわりをぐるりと取り囲むかたちの補強部材を採用することで、ボディ後半部の剛性を向上させているという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る