踏切誤進入事故でJRが決断!! 抜本的な対策は閉鎖以外になし

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JR東日本は24日、山形県内で踏み切りから線路内誤進入する事故が一週間のうちに二度も発生したことを受け、冬季の積雪期間中に閉鎖する踏み切りの数をこれまでより増加させていくという方針を明らかにした。

最初の事故は今月14日に山形県南陽市で発生した。雪が積もった線路を道路と勘違いした80歳の男性が運転する軽ワゴン車が、山形新幹線の線路内に誤って進入。後ろから120km/hで走ってきた列車がクルマに衝突。列車はクルマを押し潰しながら、鉄橋の上も含めて310mも進み、ようやく停止。この事故でクルマを運転していた男性が即死している。

二度目の事故は山形県新庄市で発生。こちらは在来線で、列車が通過する以前に誤進入に気がつき、なんとか脱出にも成功し、ドライバーも無事だったが、吹雪の朝に発生したという点では全く同じだった。

JRでは「除雪された雪が踏み切りの左右に積み上げられ、踏み切りが確認しにくい状態だったことは間違いない。今後は通行量が少なく、左右の見通しが悪い踏み切りでは冬季の閉鎖を積極的に進めていきたい」としている。

《石田真一》

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