ベクターは、Lean Mobilityが開発中の都市型小型EV『Lean3』のビークルOSに、ベクターの「MICROSAR Classic」が採用されたと発表した。
採用の理由は、業界標準であるAUTOSAR Classicに準拠していること、国内外の実績が豊富なこと、コンフィギュレーションが容易なことなど。開発や検証の効率化に寄与している。
ベクターは、電子システムの開発、CANや車載Ethernetなどのさまざまなネットワークを構築するためのソフトウェアツール、組み込みコンポーネントを手がけている。
車載Ethernet、E-モビリティ、AUTOSAR Adaptive、自動運転、先進運転支援システム、コネクテッド、セーフティ・セキュリティ、Software-Defined Vehicle、Vehicle OSなど、先進技術が求められるなかで、ベクターは長年の実績と高い技術力に裏づけられた技術サービスを通じて、自動車業界をはじめ、あらゆる業界のソフトウェア開発者に、組み込みシステム開発に必要なツールやソフトウェアコンポーネントを提供している。
自動車開発分野におけるデファクトスタンダードとなっているベクターのソリューションは、商用車、建機、農機、航空宇宙、鉄道、輸送、医療機器、産業機器など、他のミッションクリティカル分野の多様なニーズにも対応している。
本社はドイツのシュツットガルトにあり、拠点はアメリカ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、オーストリア、ルーマニア、スウェーデン、日本、中国、韓国、インド、ブラジルに広がり、世界14か国33拠点に4500名以上の社員を擁している。




