全体相場が5営業日ぶりに反発したとあって、自動車株はほぼ全面高。日産自動車が、昨年12月13日以来の700円台を一時回復。終値ベースでも、前週末比7円高の697円と続伸した。出来高も市場第4位と一段とボリュームアップしたが、新型『シーマ』の好調ぶりなどから、証券各社も注目度を高めている。
スズキの株価も、勢いが止まらない。前週末比46円高の1291円と4連騰。このところ、好材料が無視されるケースがしばしばだったが、経営内容のよさが素直に評価される形となっている。
トヨタ自動車も、前週末比50円高の3900円と反発。マツダ、三菱自動車が続伸し、ホンダ、日野自動車工業もしっかり。一方、いすゞ自動車、富士重工業は軟調だった。