【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】2.0も2.5も燃費は同じ。でも実は・・・・

エコカー 燃費
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】2.0も2.5も燃費は同じ。でも実は・・・・
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】2.0も2.5も燃費は同じ。でも実は・・・・ 全 5 枚 拡大写真

プリメーラの10・15モード燃費は、2リットルモデル、2.5リットルモデルともに13.0km/リットルで、500ccもの排気量の差があるにもかかわらず、まったく同一となっている。なぜこのような結果になったのか、パワートレイン事業本部の榎本岳夫氏に訊いた。

【画像全5枚】

「500ccの排気量の拡大が、直噴機構による燃費低減効果によって相殺された、ということになります」

しかし数字は同じでもエンジンが違う以上、実用燃費には差が出てくるはずである。実際にはどちらが燃費が良いのだろうか。

「それは難しい質問ですねぇ。しかし、例えばスーパーカー(近くのスーパーへ買い物に行くような乗り方。チョイ乗り)として使う場合には、2.0リットルの方が低燃費だと思われます。というのも、直噴エンジンは、エンジンの温度が低いときには、成層燃焼(リーンバーン、空燃費約40:1)ではうまく燃焼しないので、均質燃焼(通常燃焼、空燃費約15:1)でエンジンを回すことになります。この場合、燃費は普通の2.5リットルと同じですから」

逆に、常に成層燃焼で走行するシチュエーション、例えば平坦な道を淡々と走りつづけるような状況では、当然直噴の2.5リットルの方が有利だということになろうか。

プリメーラを購入する際は、自分の運転するシチュエーションを含めて検討しても損はないだろう。

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