GM、オンラインアドにも本格参入

自動車 テクノロジー ネット

自動車メーカーとテレビコマーシャルは切り離すことのできない存在。しかしこれからのインターネット時代、オンラインによる宣伝は非常に重要なメディアになることは確か。そこでGMはオンラインアド技術の大手、Ad4ever社と提携し、インタラクティブな宣伝技術の開発に取り組むことになった。

「今までになかったインターネットの宣伝方法を」ということで、トップレイヤーと呼ばれるマルチメディア方式を使った宣伝が現在テストされている。この方式は現在主流のバナー広告とは違い、オンライン上でインタラクティブな宣伝を供給する。また通常のウェブサイトの上にちょうど透明なシートをかぶせるように、全面に広告が浮き出して見える、という技術も使われる。広告があらわれるのは5から7秒間で、その間にインタラクティブを選んだユーザーはGMの車についての詳細な情報にログインできる。

こうした新方式が考え出された背景には、バナー広告のクリック率が当初1%程度だったのに、昨年には0.3%平均に落ち込んでいる、という事実がある。目新しさがなければ広告効果もない、ということにGMがいち早く着目したのである。

インターネットが自動車メーカーだけではなくあらゆる企業にとって大きな広告の場であることは確かで、今後こうしたオンライン広告の競争もますます激化しそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る