国土交通省、直轄国道で大気汚染の常時観測を実施

エコカー 燃費

国土交通省は、2001年度(平成13年度)から直轄国道で大気の常時観測局の設置に着手すると発表した。

大気の常時観測局は、大気汚染防止法に基づいて地方公共団体が設置してきた。しかし、尼崎公害訴訟や名古屋南部公害訴訟で、国に有害物質の排出差し止め命令が出されたことなどから、道路管理者自らが大気のを常時観測し、今後の道路環境政策の企画立案やその評価する上でのデータとして使う。

当面は自動車NOx法の特定地域で、沿道環境が特に厳しい地域を中心に、二酸化窒素や浮遊粒子状物質の観測機器を設置する。自動車NOx法対象地域以外の県庁所在都市では、大気の状況が厳しい地域に設置していく方針。

これまで環境のために後ろ向きだった道路行政が、観測によってどう道路環境政策を進めるか、まずは第一歩といったところだろう。測定した結果はとりまとめて公表する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  7. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  8. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  9. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
  10. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
ランキングをもっと見る