外資で再建---日産と三菱、同じようでこう違う

モータースポーツ/エンタメ 出版物
外資で再建---日産と三菱、同じようでこう違う
外資で再建---日産と三菱、同じようでこう違う 全 1 枚 拡大写真

『週刊東洋経済』2月17日号
税込み価格570円 発行:東洋経済新報社

短期集中連載の企業レポートは三菱グループを取り上げており、今号では三菱自動車工業をレポートしている。園部孝社長は社長就任にあたって企業改革のために、直属の部門横断組織CCT(コーポレート・チェンジ・チーム)を立ち上げた。

『週刊東洋経済』によれば、この手法は園部が赤字販売子会社の再生に使ったことがあり、今回もこれが有効だと考えたのだという。日産がリバイバルプランにともなって編成したCFT(クロス・ファンクショナル・チーム)と同様のチームで、『週刊東洋経済』は2社の対照表を載せている。

そして日産がルノーからゴーン社長を迎えたように、三菱自動車もダイムラー・クライスラーからロフル・エクロートをCOOに迎えた。エクロートも改革のためのCOOチームを編成したという。改革チームが二つあるわけだが、『週刊東洋経済』はこの二つのチームの協力体制を解説する。

しかし『週刊東洋経済』は懸念を示す。同じ記事中で園部社長は「COOは触媒」「(エクロートに)頼ろうとは思っていない。僕は僕で会社を変えなければならない」と語り、三菱グループ首脳は「ダイムラーにまかせる」と言っている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る