中国三菱の謝罪広告作戦は、日本での失敗を教訓にした!?

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三菱自動車工業のパジェロが中国で欠陥があったとして輸入禁止と運転禁止となった問題で、三菱自動車の中国法人は17日、中国共産党の機関紙である人民日報に謝罪広告を異例とも言える形で掲載した。全面広告では、欠陥を認めた上で「ご心配をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪した。そしてユーザー向けに整備工場一覧を示して入庫を促している。

同社は昨年、日本国内でのクレーム隠しが発覚した際、それを大きな問題として捉えていなかった節があり、メディアから批判を受け続けた。結果として販売台数は落ち込み、消費者に対しての謝罪は遅くなってから始まるという鈍い反応が目に付いた。

今回の『パジェロ』のトラブルが発覚したのは昨年11月ごろだが、顧客からのクレームが入った分だけを修理し、欠陥の公表は今月初めまでずれこんだ。これに対しては中国国内のメディアや消費者団体が強い抗議を行う姿勢を見せているが、今回は日本国内の動向を教訓に、最初から「平謝り」に徹するようだ。

《レスポンス編集部》

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