国土交通省が「リサイクル部品はお得!!」をお手伝い

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国土交通省は、自動車リサイクル部品情報の検索システムの試行を開始したと発表した。使用済み自動車のリサイクルを推進するため、自動車整備事業者がリサイクル部品を簡単に検索できるシステムを開発、全国100のモニター整備事業者の協力を得て、実証実験を開始した。

このシステムは、リサイクル部品販売業者の在庫部品情報、自動車メーカーの純正部品情報、外国製部品情報、国土交通省の自動車登録情報をネットワークで結んだ。整備事業者は、整備する自動車のナンバーと必要な部品を入力することで、提供できるリサイクル部品の価格と品質と純正部品の価格が表示され、比較情報を自動車ユーザーに即座に提示することで、リサイクル部品の選択、使用を促進するもの。

今回の実験は車種はトヨタ『カローラ』と日産『サニー』のみで、3月10日まで実施する。その後、問題点を検証した上で、対象の車種、参加せする整備事業者を広げていく方針だ。ただ、リサイクル部品の普及を支援すると純正部品の売上げが減少するため、このシステムに参加したがらない自動車メーカーも存在するという。

《レスポンス編集部》

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