世界のトヨタが満を辞して韓国に上陸

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世界のトヨタが満を辞して韓国に上陸
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トヨタ自動車は20日、韓国で発売を開始した「レクサス」ブランドの発表会をソウル市内で行った。販売を担当するのは韓国トヨタで、今年1月から受注を開始している。

韓国は自国の自動車産業を保護するため、外国車に対しては高額の関税を課していた。1999年6月にこれが撤廃されたため、価格が低減することとなり、これまで「どうせ売れない」と進出を控えてきた日本メーカーも相次いで韓国に上陸する動きを見せている。

トヨタはソウル市内に2店舗、プサン市内に1店舗のディーラーを開設。日本で生産したレクサス『LS430』(日本名『セルシオ』)や『IS300』(同『アルテッツァ』)などを販売している。先月の成約数は約90台で、試乗などに訪れた客の感想も良好だという。

今回の進出前にもトヨタ車は「アメリカからの輸入」という形で存在していたが、車両価格の100%という関税のため、年間の販売数は10台程度しかなかった。また、ホンダは大宇(デーウ)に『レジェンド』の生産技術を供与し、1996年まで『アルカディア』という車名で、韓国車として販売していた。

《石田真一》

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