運転免許人口は記録更新。最高齢のドライバーは…

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警察庁は22日、昨年末の段階で運転免許証を保有している人が7468万6752人であることを明らかにした。これまでの過去最高だった1999年と比べ、免許人口はおよそ90万人増加し、記録を更新している。

免許人口は原付を含む、なんらかの運転免許を保有している人の数で、警察庁が各都道府県の公安委員会から資料の提出を受けて集計している。少子化と高齢者社会の影響を受け、若年層の免許保持者は年々減少し、逆に高齢者は年々増加するという傾向が濃厚になりつつある。

24歳以下の免許人口は879万2224人だが、これは10年前と比較して17%の減少。女性を中心に免許取得者は増加傾向にあるが、少子化の影響が出てしまい、保有人数は低下の一途をたどっている。逆に高齢者(70歳以上)の免許人口は増加の一途で、昨年末の段階で365万8485人を記録した。10年前と比較すると実に270%増という、強烈な伸びを示した。

警察庁では高齢者ドライバーによる事故が絶えないことから、70歳以上のドライバーに免許の返納を推奨しているが、今回の調査で判明した最高齢の免許保持者は101歳で5人いる。そのうち2人は今もハンドルを握っている“現役ドライバー”だという。

《石田真一》

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