マツダ、次期『デミオ』の欧州市場向けモデルの生産工場を決定

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ、次期『デミオ』の欧州市場向けモデルの生産工場を決定
マツダ、次期『デミオ』の欧州市場向けモデルの生産工場を決定 全 1 枚 拡大写真

マツダは5日、欧州での生産拠点をスペインにあるフォードのバレンシア工場に決定したと発表した。次期『デミオ』の欧州向けモデルを2003年初頭から年間4万台生産する。

同社は海外に独自の生産拠点を持っておらず海外向けは国内から輸出している。このため生産台数に占める輸出比率は約7割に達しており、為替変動による収益の増減が大きい。円安時は儲けが大きいが、円高になるとこうした体質は裏目に出る。

とくに今期は欧州単一通貨である「ユーロ」が予想外に円に対し安かった。このため大幅な為替差損が生じ、最終利益は495億円の赤字に転落する見通しとなっている。

こうした為替変動による利益の減少を避けるため、マツダはあえて国内生産規模を縮小し現地化に切り替えることにした。デミオだけでなく将来は『ファミリア』の次期車も欧州向けは現地生産化し、年間10万台を欧州で生産する計画だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る