気づかなかった!? 線路内にクルマ誤進入で電車ストップ

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6日午前6時ごろ、立川市内を走るJR青梅線の踏切からワゴン車が線路内に誤って進入。およそ230メートル走ったところでタイヤがパンクして立ち往生するという事故が起きた。この影響で青梅線は21本が運休。通勤・通学客など2万8000人に影響が出た。

事故が起きたのは、立川駅の北西800メートル付近にある比較的大きな踏切で、警報機や遮断機などもちゃんとある。事故を起こした36歳の男は酒気帯びに近い状態で、踏切の先にある道路と線路を間違えて右折し、そのまま走ってしまったという。しかし、間違いに気づいてもすぐには停車せず、ひとつ先の踏切から道路に戻ろうと、そのままクルマを走らせていたが、約180メートルを走った段階でタイヤがパンク。さらに50メートル走ったところで完全に身動きが取れなくなった。

男が目指した「ひとつ先の踏切」は歩行者専用の狭い踏切で、ここからレッカー車を入れることはできず、警察官とJR関係者が男が進入してきた230メートル先の踏切まで、クルマを手で押し戻した。このため立川〜拝島間で電車の運行ができなくなり、ダイヤは大混乱。結果として上下合わせて21本が運休。最大1時間40分の遅れが出て、約2万8000人に影響が出た。

JR東日本では「誤進入とわかったらその場で止まって、踏切の非常停止ボタンを押していただきたい」とコメントしている。

《石田真一》

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