【新聞ウォッチ】F1復帰2年目「今年は絶対勝つ」とホンダ・福井専務の怪気炎

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【新聞ウォッチ】F1復帰2年目「今年は絶対勝つ」とホンダ・福井専務の怪気炎
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年3月23日付

●米自動車市場に照準、欧州鉄鋼最大手ユジノール副社長に聞く(朝日・12面) 

●日産、タイに子会社、アジア太洋州地域の輸出拠点に(朝日・12面)

●日本自動車工業会と自動車工業振興会を統合へ(東京・9面)

●トヨタ、ドコモAOLが提携(東京・9面)

●日産、「ブルーバードシルフィ」格安タイプ発売へ(読売・11面)

●ヤマハ発動機、オフロード型オートバイ「TW200」2001年モデル発売(読売・11面) 

●エコカーの時代(下)普及への道、低価格、インフラがカギ、2010年に10台に1台?(読売・15面)

●ホンダ気合「F1今年は絶対勝つ」福井威夫専務に聞く(毎日・19面) 

●いすゞ大型バスをリコール(毎日・30面)

●ケンウッド、今期連結200億円の最終赤字、酒井田社長引責辞任、後任に中野取締役を内定(日経・11面)

●燃料電池車の燃料、ガソリンが最適、米GM社が研究成果(日経・13面)

●ホンダ、新触媒を開発(日経・13面) 

ひとくちコメント

専門誌と違って、一般紙がF1レースなどのモータースポーツ特集企画を大々的に載せるケースは余りない。ところが、毎日新聞は毎週金曜日になると一面を使って「わくわくモータースポーツ世界」という情報欄を設けている。きょうの紙面は、F1、CARTを頂点とする世界のモータースポーツに挑戦するホンダ(本田技研工業)の意気込みを同社のモータースポーツ担当の福井威夫専務にインタビューしている。

その中で、福井専務はF1について「昨年8年ぶりに復帰、このブランクはそう簡単に埋められるものではない」と前置きしながらも「今年はそんなことは言っていられない。表彰台には一番高いところに乗るつもり」と、強気の姿勢を崩さない。

ホンダにとってモータースポーツはブランドマネジメントの一環。レースに勝つことが最大の効果を発揮するからだ。すでにCARTではホンダ・トヨタのし烈な戦いが始まっているが、“消耗戦”に持ち込まれると金持ちトヨタが俄然優位に立つことは間違いないが……。

《福田俊之》

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