トヨタがデジタル放送事業に参入……何をしようというの?

自動車 テクノロジー ITS
トヨタがデジタル放送事業に参入……何をしようというの?
トヨタがデジタル放送事業に参入……何をしようというの? 全 1 枚 拡大写真

トヨタは29日、昨年10月に松下電器産業や東芝、ソニー、日立製作所などの主要電機メーカーと4社と、民放7社、広告代理店と製作会社3社の合計14社で設立したデジタル放送企画会社「イー・ピー・エフ・ネット(ePFN)」に5%出資し、事業に参入することを明らかにした。出資額は最大で30億円になる見通しだが、正確な額は発表されていない。

ePFNは通信衛星を使用したデジタル放送会社で、テレビ、データ通信、インターネット、PDAなど,さまざまなメディアを統合した「総合メディアネットワーク」を世界に先がけ実現することを目的として設立された企画会社。蓄積型データ放送サービスや、インタラクティブ(双方向)サービスなど、デジタル放送の利点を追及したコンテンツを提供する予定となっている。

トヨタが注目しているのは蓄積型データ放送サービスで、事業に参加することで同技術のノウハウを蓄積。ITS(高度道路交通システム)に直結させ、カーナビなど車載端末の多機能化などに生かすのが狙い。 

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る