三菱自動車の変換に必要なのはダイアログ---パソコンじゃないよ

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三菱自動車の変換に必要なのはダイアログ---パソコンじゃないよ
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三菱自動車工業のロルフ・エクロート副社長は1日、入社式の席上で156人の新入社員たち2枚のプラカードを使って対話を行った。これは副社長が「企業文化を変えるにはダイアログ(対話)が重要だ」と述べたことから行われたもの。

156人の新入社員全員に赤と青、2枚のカードを配布。副社長の質問にカードを掲げて答えるという方式を取った。質問事項は「三菱自動車は今後もラリー参戦を続けるべきか?」や、「自身が購入する理想のクルマは日本車か、外車か?」など。当然、意見はわかれるわけだが、その双方にその答えを選んだ理由を尋ねていった。

三菱自動車といえば、上意下達の傾向が色濃く残り、どちらかといえば内向き重視の会社であり、その社風が昨年の大規模なリコール隠しを招いたとささやかれるほどだが、副社長はその流れを変えたかったようだ。式の最後には「これからも遠慮することなく、積極的に意見を出してほしい。社内だけでなく世界中の顧客との対話を積み重ねてこそ変化に対応できる」と発言。これまでの流れを新入社員の代から断ち切ろうと懸命だった。

《石田真一》

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