あれがないとクルマは完成しない。インドネシアでトヨタ現地法人が難

自動車 社会 社会
あれがないとクルマは完成しない。インドネシアでトヨタ現地法人が難
あれがないとクルマは完成しない。インドネシアでトヨタ現地法人が難 全 1 枚 拡大写真

トヨタのインドネシア現地法人「トヨタ・アストラ・モーター」は4日、部品工場のストライキによって納入が止まっており、2つの工場で完成車の生産がストップしていることを明らかにした。

ストライキを行っているのは、トヨタ系部品メーカーであるアラコの現地法人で、主にシートの製造を行っているガデラ・AR・インドネシア。労働争議が紛糾し、3月29日は武装した約500人の集団がスト中の従業員に襲い掛かり、うち1人が爆発物によって死亡するという事件が発生した。労組側では襲撃した側が誰なのかを会社側に明らかにするよう求めているが、会社側は「関係ない」としてこれを拒否。対立はより一層深刻になりつつある。

この事態に困り果てているのがトヨタの現地法人。クルマを作ることはできるのだが、ガデラで作っているシートが無いことにはどうにもならない。他のメーカーにシートを納入している部品会社に調達の打診をしているが、前向きな返答は得られていないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 昭和の子どもたちが憧れた「スーパーカー自転車」が50年ぶりに復活へ
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る