【WiLL第2弾デビュー】カローラベース、だがサスペンションは専用チューン

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【WiLL第2弾デビュー】カローラベース、だがサスペンションは専用チューン
【WiLL第2弾デビュー】カローラベース、だがサスペンションは専用チューン 全 2 枚 拡大写真

『WiLL VS』のベース車両は、現行カローラだ。「なんだ、カローラか」などとがっかりするなかれ。カローラと基本が同じということは、すなわち現行セリカと同じということ。軽量・高剛性の新世代シャーシをもつだけに、走りには大いに期待できる。

ボディサイズは全長4385×全幅1720×全高1430mm(4WDモデルは1440mm)で、全幅は3ナンバーサイズながらコンパクトにまとめられている。

サスペンションは、フロントがLアームマクファーソンストラット式、リアがトーコレクト機能付きトーションビームをもつイータビーム式だ。4WDモデルのリアサスはダブルウィッシュボーン式独立懸架となる。

いずれもカローラ、セリカですでに定評を得ている形式で、基本性能は十分だが、さらに『WiLL VS』向けにスポーティな専用チューニングが施されている。

2WDモデルには、16インチ大径ホイールを採用し、運動性能の向上が図られている。タイヤサイズは205/55R16で、リム幅も6.5JJとワイドだ。ブレーキも15インチ大径ディスクとなり、スポーツ走行時の耐熱性を高めている。

4WDモデルは195/65R15タイヤとなる。EBD(電子制動力配分制御)付きABSと、※ブレーキアシストが全モデルに標準装備される。

※急ブレーキ時に、ドライバーのブレーキペダルの踏み込みが甘い場合にアシストするシステム

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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