全国軽自動車協会連合会は5日、2000年度（2000年4月〜2001年3月）の軽乗用車の車名別販売台数をまとめ、発表した。
それによると、首位となったのはスズキ『ワゴンR』で、前年度比1.2％増の24万3762台を記録し、6年連続で首位の座をキープし、単月ではなんと30カ月連続で首位を保っている。続く2位には、昨年末に新型『ライフダンク』を発売し、若者需要を巻き込んだ感のあるホンダ『ライフ』の18万7511台。3位にはシェアでトップのスズキを猛追中のダイハツ『ムーヴ』がランクインしている。
1998年10月の新規格導入による販売増は一段落ついたようで、売れる車種と売れない車種の格差が広がりつつあるのが現状だ。上位11車種のうち、5車種については前年実績を割りこんでおり、特にスズキ『アルト』は10.2%減と、大幅ダウン。
不景気な時代を象徴してか、実用にもレジャーにも試用できる車種の人気が高まっており、そのどちらか一方しかできないモデルの人気は上がっていない。
