【CART第2戦 決勝】中野初ポイント、高木はトヨタの逆転優勝を阻むクラッシュ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【CART第2戦 決勝】中野初ポイント、高木はトヨタの逆転優勝を阻むクラッシュ
【CART第2戦 決勝】中野初ポイント、高木はトヨタの逆転優勝を阻むクラッシュ 全 2 枚 拡大写真
2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第2戦は、カリフォルニア州ロングビーチに仮設されたストリートコースで開催された。ロングビーチでのCARTは今や米国西海岸で最大のスポーツイベント。8日に行われた決勝レースにおいて、ターボV8勢のエリオ・カストロネベスがポールポジションからホールショットを決め優勝、自己通算4勝目を飾った。

2位はレースを通じて執拗にカストロネベスに迫った、トヨタ・エンジンのクリスティアーノ・ダマッタ。残り7周の75周目にやはりトヨタ・エンジンの高木虎之介がタイヤバリアに衝突、イエローコーションとなりダマッタの追撃はここまで。高木もこれでリタイヤ。

予選23位の中野信治は、決勝では60周目に12位まで順位を上げ、今季初めてのポイントを獲得した。ロングビーチはアメリカン・ホンダ本社からクルマで20分ほどの距離にある、ホンダの地元。カストロネベス以外にホンダ勢は5台がトップ10入り、マニュファクチャラーズ・ポイントでトップに立った。

●優勝したエリオ・カストロネベスのコメント:「序盤からかなり気分が乗っていたが、燃料計が動かなかったので燃費を控えめに走った。ここは燃費がキーとなることが分かっていたからね。とにかく、ポールトゥウィンと最速ラップ、そして最多リードラップとまさに言うことなしのレース」

●12位入賞の中野信治のコメント:「マシンの状態は良かったんですが、レース後半ではギアボックストラブルが出たため、思い切って前のクルマをパスできませんでした」

●高木虎之介のコメント:「ギアの入り具合が悪く、ブレーキも不調で、何回もスピンした。次戦テキサスはテストも行なってきたアクセル全開のオーバルコース。思う存分戦えると思う」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る