早期退職者「ロータリーじゃマツダは救えない」が本音?

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早期退職者「ロータリーじゃマツダは救えない」が本音?
早期退職者「ロータリーじゃマツダは救えない」が本音? 全 1 枚 拡大写真

『週刊ダイヤモンド』4月14日号
税込価格670円 発行ダイヤモンド社

『週刊ダイヤモンド』のワイド特集は「生き残るサラリーマン/消えるサラリーマン」。その中の記事の1本に「マツダ早期退職者の本音」というのがあり、2月19日に募集された「早期退職優遇特別プラン」の模様がリポートされている。

それによると受付開始60秒で募集枠1800人にたいし2210人が殺到したという。捕足すると、募集枠1800人にたいし応募が多かったため急きょ受付を締めきり、その時点までに応募した2200人強に優遇プランが適用されたのだ。何人かはこのプランを望みながら適用されなかった人がいるわけだ。「一部報道のように3000〜5000人もの応募があったわけではない」(マツダ広報)という。

退職希望者が多い理由は、ロータリーエンジンのような求心力が会社に無くなったからだと『週刊ダイヤモンド』は分析する。ただし親会社のフォードはロータリーエンジンを今後のマツダのシンボルに据えているから、『週刊ダイヤモンド』に従えば2000人以上のマツダ社員がロータリーエンジンに望みを賭けられなかったというわけだ。

《高木啓》

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