【リコール】ダッジ『ラム』70万台---NHTSAの発表なぜか遅れる

自動車 社会 行政
【リコール】ダッジ『ラム』70万台---NHTSAの発表なぜか遅れる
【リコール】ダッジ『ラム』70万台---NHTSAの発表なぜか遅れる 全 1 枚 拡大写真

アメリカ道路交通安全局は11日、ダイムラー・クライスラーの販売するライトトラック、ダッジ『ラム』のボンネットの留め金に不具合があるとして、1994年から1999年に製造された約70万1000台の回収を命じた。また、カミンズ社製のディーゼルエンジンを搭載したモデルについてはスロットルケーブルに不具合があることが判明。こちらについても1994年から1996年に掛けて製造された1万5000台の回収を命じている。

前者のケースでは塩化ナトリウムが凍結防止剤として使用されることの多いアメリカ北東部と中西部で問題が多発していることから発覚した。道路に撒かれた塩分がボディに付着したままになっていると、錆止め加工を施していないバネが徐々に腐食していき、ボンネットを閉めたままにすることができなくなるという。また、後者のケースではスロットルケーブが磨耗して切断し、エンジンが掛からなくなる。

すでにダイクラでは該当するユーザーにリコールの案内を送付しており、NHTSAに対しても2月には事態を報告していた。ところが発表は4月に入ってからとなってしまった。なぜ発表が遅れたのかは明らかにされていない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る