「貧富の差を痛感させる高級車はいらん!!」とインドネシア自動車協会

自動車 社会 社会
「貧富の差を痛感させる高級車はいらん!!」とインドネシア自動車協会
「貧富の差を痛感させる高級車はいらん!!」とインドネシア自動車協会 全 1 枚 拡大写真

経済難に悩むインドネシアでは自動車販売が不振を極めているが、今年の販売予測が昨年より3割程度は落ち込むという見通しをインドネシア自動車業者協会が10日、明らかにした。

減少の原因は国内の政情不安定による経済難で、今年1月と2月の集計だけでも前年比で32%減の2万台あまりの販売台数でしかない。好調なのはトヨタ『キジャン』、いすゞ『パンサー』などのピックアップで、必要とする層が買っているために売上げが落ちにくく、そのために何とか販売台数を保っているのだろうと予測している。

先月、首都のジャカルタにはフェラーリを扱うディーラーもオープンしたが、同協会では高級車の輸入に反対する姿勢を見せており、依然厳しい経済状況の中で高級車が輸入されることは、何の効用をもたらさないと主張。貧困層の人々に対して貧富の格差を痛感させるだけだと痛烈に批判。関税を現行の75%から100%以上に引き上げて制限すべきだとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る