頭上注意だ。掘削機が地面でなく歩道橋を掘った!?

自動車 社会 社会

15日、北九州市八幡西区内の国道3号線で、トレーラーに積載された大型掘削機が歩道橋に衝突し、その弾みで歩道橋をもぎ取るという事故が発生した。歩道橋は長さ21.4メートルにわたり、引きちぎられるようにして落下。周囲の民家にも被害を与えている。

事故が起きたのは15日の午前9時20分頃で、熊本県の運送会社が輸送していた大型掘削機の上部が歩道橋の下面に衝突。トレーラーの運転手はそれに気づかずに通り過ぎようとしたため、そのまま橋梁部を引きちぎるような形となり、上下車線をふさぐように落下した。この事故でトレーラーの運転手が首と胸の骨を折る重傷。トレーラーから落下して対向車線に落ちた掘削機に衝突した乗用車の運転手も軽傷を負った。

事故現場となった歩道橋は路面から橋梁下部まで高さ4.7メートルあったが、積荷の掘削機はこれをわずかに上回る5メートル弱の高さがあった。福岡県警ではケガを負ったトレーラーの運転手の回復を待って業務上過失傷害と道交法違反の疑いで逮捕する方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  3. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る