頭上注意だ。掘削機が地面でなく歩道橋を掘った!?

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15日、北九州市八幡西区内の国道3号線で、トレーラーに積載された大型掘削機が歩道橋に衝突し、その弾みで歩道橋をもぎ取るという事故が発生した。歩道橋は長さ21.4メートルにわたり、引きちぎられるようにして落下。周囲の民家にも被害を与えている。

事故が起きたのは15日の午前9時20分頃で、熊本県の運送会社が輸送していた大型掘削機の上部が歩道橋の下面に衝突。トレーラーの運転手はそれに気づかずに通り過ぎようとしたため、そのまま橋梁部を引きちぎるような形となり、上下車線をふさぐように落下した。この事故でトレーラーの運転手が首と胸の骨を折る重傷。トレーラーから落下して対向車線に落ちた掘削機に衝突した乗用車の運転手も軽傷を負った。

事故現場となった歩道橋は路面から橋梁下部まで高さ4.7メートルあったが、積荷の掘削機はこれをわずかに上回る5メートル弱の高さがあった。福岡県警ではケガを負ったトレーラーの運転手の回復を待って業務上過失傷害と道交法違反の疑いで逮捕する方針。

《石田真一》

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