【ブリストルは再び離陸するか】『ファイター』の空力特性は航空機の血筋?

自動車 ニューモデル 新型車
【ブリストルは再び離陸するか】『ファイター』の空力特性は航空機の血筋?
【ブリストルは再び離陸するか】『ファイター』の空力特性は航空機の血筋? 全 2 枚 拡大写真

ブリストルが開発中の『ファイター』のエンジンに、クライスラー『バイパー』アルミニウム製V10エンジンのアップグレード仕様を用いているところは、アメリカびいきの表れなのだろうか。新しいカムシャフトによって、なんと525PSものパワーを出力する。

もっと驚きなのはそのトルクで、今までのどのロードゴーイングカーも達成することのできなかった72.7kgmを出力するという噂である。また、350PS/tonというパワー/ウエイト・レシオは世界のトップクラスのスーパーカーであることを意味し、信じがたいほど小さいCdA(前方空気抵抗係数と前方投影面積の積)によって、とくにハイスピードでの加速はどんなドライバーをも満足させるだろう。

その上、ファイターのアイドリング時のトルクは、「ライバルのマックスの値よりも大きい」というから驚きだ。だからどのギアに入っていてもアクセルを軽く踏み込むだけで難なくハイパフォーマンスを楽しめるだろう。

何度も風洞テストを行った結果、ファイターのエアロダイナミックスの各種数値は期待通りであることが判明。200mph(320km/h)を超えるスピードでもリフトが起こらない。空気抵抗圧力の中心がファイターの重心と一致することから、ボディがどんな姿勢を取ってもその安定は守られる。

平面での回転方向の運動性能を調べるヨーテストでは、200mhp(320km/h)で走行中に50mhp(80km/h)の横風が発生したことを想定したテストなども行われ、すべてに好成績をマーク。進行方向どの角度からの空気抵抗もライバルより優れていることが証明された。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る