熱い戦い! 神戸製鋼と川崎製鉄が相次いで海外と

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神戸製鋼所は今週、イタリアの特殊鋼メーカーであるルッキーニと自動車向け特殊鋼線材や、棒鋼分野で技術交流を始めることで合意した。また、川崎製鉄もアメリカのAKスチールと自動車用鋼材分野の提携について大筋で合意している。

神戸製鋼とルッキーニが技術交流を行うのは、主に自動車の部品に使用される特殊鋼線材と棒鋼で、5月以降に第1回の技術交流会を開き、互いの製造技術を開示。技術供与やOEM生産が可能と思われる分野をピックアップし、半年から1年後をめどに資本提携を前提としない包括技術提携契約を締結するという。

アメリカの鉄鋼大手であるAKスチールと提携した川崎製鐵も技術者を互いの工場に派遣し、製造技術について協力ができる分野を検討する。持ち合わせていない技術を補完しあう形で互いに提供し、共同開発や規格共通化を進めるという。日本で生産するのと同じ品質の鋼材をアメリカに製造拠点を持つ国内メーカーに供給するほか、欧米メーカーへの売り込みも図る。

《石田真一》

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