中古車の販売・買取事業を展開するIDOMは9月26日、リメイク車両の販売に特化した新ブランド「リメイクカーズ」を立ち上げると発表した。新車でも中古車でもない“リメイクカー”を提案し、個性を重視するユーザーに新たな選択肢を提供する。
10月には、茨城県水戸市のイオンモール水戸内原に「リメイクカーズ水戸内原店」を、宮城県仙台市のイオンモール仙台上杉に「リメイクカーズ仙台上杉店」を順次オープンする。開業日は水戸内原店が10月1日、仙台上杉店が10月8日の予定だ。
●新車でも中古車でもない「第3の選択肢」
近年、リノベーションやDIY文化の広がりにより、「自分らしいものを長く使いたい」という価値観が浸透している。中古車市場でも、ボディカラーや内装といった細部まで自分好みに仕上げたいというニーズが高まっているが、流通やコスト面から難しいケースが多かった。
IDOMは、長年の自動車流通のノウハウを活かし、「もっと自由でパーソナルなクルマ選び」を可能にする新たな事業として「リメイクカーズ」を立ち上げた。ユーザーの好みに合わせた“リメイクカー”を提供し、「ちょっと自慢したくなる一台」を共に創り上げることをめざす。
●えらべる・あんしん・おてがるに
「リメイクカーズ」は、「えらべる、あんしん、おてがるに。」をコンセプトに、ボディカラーや内装のリメイクを提案する。ベース車両は、ガリバーブランドが保有する在庫や全国のオークション会場から選択可能だ。
費用はパッケージ化されており、「レトロ」「アウトドア」をテーマにしたプランを用意。カラーコードやシートカバーのサンプルを店頭で確認できるほか、希望に応じてカラーイメージも作成する。オプションパーツも充実しており、ユーザーのこだわりを反映した特別な一台の提供が期待できる。