【F1サンマリノGP 詳報その1】このリザルトで本当に驚くべきは……
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通算104勝目をゲットしたのは55戦ぶりのウィリアムズ・チーム。丸々3年以上前に103勝目をマークしたのはこの年に初ワールドチャンピオンとなったジャック・ビルヌーブだった。さらにF1復帰2年目のBMWにとっては86年のメキシコGP以来となるF1勝利。このときはベネトンBMWを駆るゲルハルト・ベルガーが通算9勝目をマーク(ちなみにタイヤはピレリだった)して以来の快挙となった。
しかし、業界的に言えば、ラルフの初優勝も、ウィリアムズの復活も、BMWの通算10勝目も、いずれ訪れるであろう……もしくは、あってもおかしくない現実的なリザルトと考えられていた。それより何より、現在のグランプリパドックで事件として捉えられているのは、ミシュランのF1復帰後初優勝が4戦目にして早くも訪れたという事に他ならないのである。
《編集部》