「このモニターは危険!!」カーナビに保安基準を導入へ

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国土交通省は、カーナビゲーションなどに使われているモニターの設置や表示方法など保安基準で規制する作業に着手した。人間工学の専門家やエンジニアなどで構成する検討会を発足させ、今年度中に安全基準の概要をまとめる計画だ。同省はそれを受けて来年度以降、保安基準の改正作業に入る。

テレビや携帯電話の走行中の使用を規制する道路交通法や、自動車メーカーの団体である日本自動車工業会の自主規制はあるが、モニターの設置方法まで踏み込んだ規制は今までなく、特に市販カーナビや車載テレビは野放し状態だった。

97年から検討を続けてきた同省は「モニターの装着位置や表示方法によっては走行中の安全が損なわれる恐れがある」と判断、保安基準の改正に踏み切る。改正後、基準を満たしていないカーナビの装着車は車検に通らなくなるが、車検時だけ取り外す“抜け道”も考えられ、検討結果が注目されそうだ。

《編集部》

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